Confluence Data Center：
規模に合わせた最適化
Confluence インスタンスの成長と制御のバランスをとります。
Confluence は組織のチーム同士を結び付け、チーム全体での大規模なイノベーションを実現します。ユーザーが予期しないほど急増している、Confluence がダウンすると作業が停止する、あるいはディザスタ・リカバリ計画が必要になっているのなら、Confluence Data Center へのアップグレードをお勧めします。
このガイドでは、切り替えについて知っておくべきことをすべて説明しています。
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Data Center：規模に合わせた最適化
管理者が将来に向けて備えるための設計
Confluence Data Center は、組織の求める信頼性とコンプライアンス、そして妥協せずチームの成長を管理するためのインフラストラクチャを提供する、オンプレミスのエンタープライズ・エディションです。
アトラシアンの Server 製品が備えている機能に加えて、Data Center 製品には次のような多数の機能とメリットがあります。
拡張とパフォーマンス
Data Center 製品は成長に応じて拡張できるように構築されています。現在のインフラストラクチャを使用するか、クラスター環境でダウンタイムやパフォーマンスの低下なしにノードを追加します。
セキュリティ、コンプライアンス、およびガバナンス
チームの成長速度を保ったまま、必要なセキュリティ、コンプライアンス、コントロールを総合的に実現できます。
インフラストラクチャと自動化
自社の既存の投資に合わせて、オンプレミスでのデプロイ、または AWS や Azure のような IaaS ベンダーを活用したデプロイが可能です。
信頼性と安定性
レート制限、クラスタリング、およびディザスタ・リカバリ戦略により、ビジネスをスムーズに継続します。
アプリと拡張性
Data Center 認定アプリは、応答時間、スケール、およびサポートしているデータベースに特化して構築されており、検証されています。
追加サポート
ライセンスの最初の 180 日間は、より高度な SLA、迅速なトリアージと解決が可能なアトラシアン Priority サポートに無料でアクセスできます。
大規模なイノベーション
シームレスなコラボレーションに必要な水平方向のスケーラビリティにより、チームを強化し、成功に導きます。
迅速かつスマートに成長
自信を持って成長し、拡張するチームやアプリケーション、インフラストラクチャに向けた長期的な戦略を構築しましょう。
信頼できるツール
厳しいコンプライアンス、使用状況、地理的制約に直面した場合でも、アトラシアンのツールとプラクティスを活用できます。
自主性と管理のバランス
成長が加速する中で、Data Center は、チームの自主性と適切な管理やガバナンスとの間でバランスをとります。
成功のための Confluence Data Center ガイド
このガイドは PDF としてダウンロードして、オフラインで参照できます。
Confluence Data Center をインストールする前に、その技術要件と必要な投資についてしっかり理解しておいてください。これはインスタンスの設定方法に影響します。
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それぞれの Confluence Data Center デプロイ
Confluence Server と Data Center の違いを理解する
独自の環境で Confluence を実行できる製品として、Confluence Server と Confluence Data Center の 2 つの製品があります。Confluence を使い慣れているのであれば、Confluence Server もすでに利用しているかもしれせん。
アトラシアンでは、すべてのチームが Confluence を最大限に活用して、Confluence Server と Confluence Data Center でコア機能を誰でも利用できるようにすることを目指しています。
一部の機能は、Data Center ライセンスをお持ちのお客様向けです。これらは大企業のニーズに固有のものである場合や、Confluence インスタンスの成長と制御のバランスをとるためにインフラストラクチャや管理のオプションを追加で提供する場合があります。この機能は次のとおりです。
- 計画的なダウンタイムを最小限に抑えるための読み取り専用モード
- 各拠点でのパフォーマンスを改善するための CDN サポート
- インスタンスの安定性と自己保護を向上させるためのレート制限
- 管理を簡単にするための詳細な権限管理機能
Data Center ライセンスを申請するだけで、使用しているインフラストラクチャ上から Data Center 機能にアクセスできます。また、クラスター・アーキテクチャのメリットが必要であれば、Data Center に移行する前にクラスターを設定できます。
* Server と Data Center 完全な機能比較については、アトラシアンのドキュメンテーション・サイトをご覧ください。
Confluence Data Center をクラスターで実行することを選択した場合、各クラスターには以下が含まれます。
- Confluence 用の複数のサーバー・ノード
- 共同編集を可能にするエンジンである Synchrony を実行する複数のサーバー・ノード
- 共有ファイル・システム
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はじめに
Confluence Server からアップグレードする場合でも、Confluence Data Center の新しいインスタンスを起動する場合でも、Confluence の新規インストールのセットアップは簡単ではありません。管理者は、要件を理解して取り組むべき計画を立て、それを実行する時間を確保しなければなりません。また、組織内の縦割り的な制約や予算上の制約などの障害に直面することもあります。
アトラシアンでは、高可用性、読み取り専用モード、詳細な権限管理、インフラストラクチャの選択、スケーラビリティなど、Confluence Data Center へのアップグレードによるメリットがその時間と労力の投資に見合う価値を管理者、チーム、そして組織のユーザーに提供できると確信しています。
次のセクションでは、役に立つヒントや、成功するために必要な技術ドキュメンテーションへのリンクを紹介します。
Confluence Data Center インスタンスをすでにセットアップしている場合は、スキップしてもかまいません。
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注意事項
パフォーマンスに関する推奨事項と要件
Server インストールと同様、単一のサーバー上で Confluence Data Center アプリケーションを実行できます。これにより、インフラストラクチャへの追加を行うことなく、Data Center の限定機能を活用できるようになります。
または、クラスターで複数のアプリケーション・ノードを使用して Confluence Data Center を実行し、ロード・バランサーでトラフィックを転送できます。ロード・バランサー、共有ファイル・システム、サポート対象のデータベースがまだない場合は、ここで調達をリクエストします。システム要件の完全なリストについては、アトラシアンのドキュメンテーション・サイトをご覧ください。
導入方法に関係なく、ハードウェアへの投資が必要になることがあります。これらの要件を確認したら、Confluence をチューニングしてパフォーマンスを改善し、各自、およびチームにインスタンスのパフォーマンスを調査するための適切なスキルとツールがあることを確認します。パフォーマンスの監視の詳細については、ここをクリックしてください。
オンプレミスとサービスとしてのインフラストラクチャ
アトラシアンの Data Center 製品のメリットの 1 つは、インフラストラクチャを選択できることです。それまで投資した内容に合わせて、オンプレミスでデプロイすることも、AWS や Azure などの IaaS（サービスとしてのインフラストラクチャ）のベンダーを利用することもできます。実際、IaaS プロバイダーを使用したアトラシアン・ツールのデプロイを選択する顧客が増えつつあり、アトラシアンのオンプレミス顧客の 62％ が仮想アーキテクチャにアプリケーションをデプロイすることを選択しています。
どのオプションが適しているかを検討し、使用しているアトラシアン製品と IaaS の詳細をアトラシアンのブログでご確認ください。
ディザスタ・リカバリ戦略のレビュー
部分的または完全にシステムが停止した場合でも、ディザスタ・リカバリ戦略で混乱を避け、ビジネスをスムーズに継続できます。アトラシアンの Data Center 製品のディザスタ・リカバリを使用すれば、ディザスタ・リカバリ計画の特定の要件に準拠できるように、インデックスのレプリケーション、添付ファイルの更新、およびデータベースの同期を設定することができます。
ディザスタ・リカバリ計画には、ひとつとして同じものはありません。Confluence Data Center を使用して Confluence のディザスタ・リカバリ戦略を実装および管理する方法については、アトラシアンのドキュメントをご覧ください。
まずはダウンロードしましょう
Confluence Data Center のセットアップに関する手順の概要については、ここをクリックします。
- Confluence Data Center について
- 要件を評価する
- インフラストラクチャのプロビジョニング
- デプロイの計画
- Confluence Data Center のインストールと構成
- Confluence Data Center の維持と拡張
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次のステップ
Confluence Data Center を初めて使用する場合でも、既存のインスタンスを正常に保つ方法を探している場合でも、次のステップは同じです。
- Android および iOS 対応の Confluence Server モバイル・アプリをダウンロードする
- ページのテンプレートを作成し、チームが繰り返し使用できるようにする
- またはテンプレートのブループリントを作成し、Confluence のコンテンツをより簡単に管理できるようにする
- マクロを使用して Confluence ページの機能を拡張する
- アトラシアンのキーボード・ショートカット・ガイドを使用して Confluence を操作する
- 情報アーキテクチャ戦略の策定方法を参照し、Confluence コンテンツを整理できるようにする
テスト、保守、カスタマイズ、その他
定期的なテストと保守でインスタンスを正常に保つ
正常な状態を保ち、ユーザーが 24 時間いつでもコンテンツにアクセスできるようにするには、Confluence Data Center インスタンスを定期的にテストして監視することが重要です。テストでは、お使いのインフラストラクチャが通常の負荷下で十分なパフォーマンス・レベルを保てるかどうかを判断し、監視では、Confluence が最適なレベルで継続して稼働できることを確認します。優れた Confluence 保守戦略を策定するには、十分な戦略と先見性が必要なため、このようなリソースを活用して事前に計画を立てます。
その他のリソース
セットアップ中に問題が発生した場合は、トラブルシューティング・ガイドを用意してありますので、よくある質問への回答をご覧ください。さらにサポートが必要な場合は、サポートをリクエストするか、以下の追加リソースを使用して、チーム全体で Confluence Data Center インスタンスのスムーズな運用を続行できるようにします。
Marketplace アプリで Confluence をさらに活用する
Confluence だけでは組織のニーズをすべて満たすことができない場合があります。Atlassian Marketplace なら、Confluence 使用のエクスペリエンスを拡大し、改善できる数百ものアプリが見つかります。Marketplace アプリではカレンダーの同期、Q&A、ワークフローの公開、図表作成などの機能を追加できるので、組織が Confluence の最も重要な機能を実行するのに役立ちます。
