Capgemini が Jira Software と Confluence を使って、グローバル製品チームの連携を向上させた方法
Capgemini について
Capgemini (キャップジェミニ) はコンサルティング、テクノロジー、アウトソーシング、専門サービスを Fortune 500 企業に提供する、フランスの多国籍コンサルティング企業です。同社が顧客に提供するツールのうち主力の「Odigo」は、強力なオムニチャンネル型コンタクトエンゲージメントプラットフォームで、顧客ロイヤリティの構築に貢献しています。
チャレンジ
Odigo™ に取り組んでいるチームは、フランス、インド、モロッコ、米国など、世界中に広がっています。効果的に連携するには、他のチームが取り組んでいることをいつでも確認できる、さまざまな地域でのコラボレーションを可能にするツールが必要です。Capgemini が Odigo™ の開発で使用していた従来型のプロジェクト管理ツールは柔軟性に欠け、インターフェイスも旧式でした。既存のドキュメント管理システムではドキュメントを共有した状態で作業できませんでした。Capgemini は透明性の高い企業文化を培い、製品チームが顧客のニーズによりスピーディに対応できるソリューションを必要としていました。
ソリューション
そこで Capgemini は従来のツールから Jira と Confluence に移行して、ソフトウェア開発時間の短縮を図ることにしました。当初は 6 か月かけてアトラシアン製品に移行する予定でしたが、使用方法の容易さについての評判が瞬く間に広がったため、予定は変更されました。チームはアトラシアン製品を利用し始めた途端、そのメリットを実感したのです。戦略・イノベーション部門の責任者 Fabien Lamaison 氏は次のように振り返ります。「みな、目の前で起こっていることに興奮していました。まさしく口コミでアトラシアンのツールセットを使用し始めるチームが増えていきました」こうした状況を受け、Capgemini は導入ペースを速め、1 か月足らずのうちに世界中で 8 つのチームがアトラシアン製品を使用するようになりました。
マーケティング チームと製品管理チームは、今では Jira でロードマップを計画して、プリセールス チームやアカウント チームからのリクエストに優先順位付けをしています。製品要件、ミーティング レポート、オンボーディング ドキュメントはすべて、Confluence に保存されています。また、世界中に分散したチームは、最新ドキュメントとステータスを話し合うために毎週電話会議を開く代わりに、共通の目標に向かって共同作業する場としてアトラシアン製品を使用しています。「国内外のチームが、製品の最終目標に焦点を絞ってアトラシアンで共同作業をしています」と Lamaison 氏は語ります。
福利厚生
Capgemini の Odigo™ 担当チームは、アトラシアン製品を共有プラットフォームとすることで地域の垣根を越えて透明性を保ち、コラボレーションしています。開発チームの俊敏性が高まることで、新しい機能を市場に素早く届けられます。
こうした透明性の高い企業文化への移行は、チームに前向きさと俊敏性をプラスしています。「アトラシアンを使ってチームがこれほど早くアジャイルに移行したことに驚いています。アトラシアンは当社の進化に歩調を合わせながら、我々を導いてくれるでしょう」 (Lamaison 氏)。

